2012-01-01から1年間の記事一覧
予想は外れるから予想なのですが、想定しておくということは大事です。 2013年向けにいくつか妄想してみます。 (本当にあたるのであれば、それは預言です!ここではあくまでも予想) 自民党の圧勝は維新の会が東京に出てきたころから潮目が変わったような気…
いきなり引用ですみません。 日経によると(2012/12/25 20:03)、 *************************************** 日立製作所の中西宏明社長は25日、日本経済新聞などのインタビューに応じ、 上場子会社の日立メディコなど…
巨象も踊る作者: ルイス・V・ガースナー,山岡洋一,高遠裕子出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2002/12/02メディア: 単行本購入: 19人 クリック: 289回この商品を含むブログ (91件) を見る 久しぶりに「巨象を踊る」を読み返してみました。 10年ぶりに…
半導体衰退の原因と生き残りの鍵 (B&Tブックス)作者: 佐野昌出版社/メーカー: 日刊工業新聞社発売日: 2012/09/25メディア: 単行本この商品を含むブログを見る いや、半導体産業の閉そく感を何のひねりもなく、淡々と解説した本。 メーカーの人からしたら「そ…
大宮社長のインタビューを読むと、結局こう言いたいらしい。 日立がマイノリティで統合を決心してくれたのはすごい(私と同じコメント) 鉄道は重工がPMを作って、日立がハコと制御 火力で発電機とSTも一部新会社に移管するので、原発も統合対象 重工が風力…
日本の重電メーカーの再編が進んでいます。日立と三菱重工の火力の経営統合が発表されました。新会社の比率は重工65%、日立35%となっています。 つまり日立は火力事業を重工に売却したも同然 日立のマネジメントもよくぞ決断したなと思う。 ただ、ガスター…
オープンイノベーションで有名なヘンリー・チェスブロウとストーリーとしての競争戦略で有名な楠木建氏が昔にまじめで興味深い論文を発表しています。垂直統合と水平分業とでも言いましょうか、専門家は違うというポイントがありますが、そう理解するとわか…
研究開発は日米で差があるように言われるが、実際はどうなのであろうか。金子浩明「ステージゲート・プロセスの作用と反作用」は面白い。本書を見ながらその差や歴史について見ていこう。 (「技術経営の常識のウソ」の第3章にある) 日本の研究開発の歴史と…
なぜボーイングは、生き残ったのか (えい文庫 162)作者: 山崎明夫出版社/メーカー: エイ出版社発売日: 2008/03/10メディア: 文庫 クリック: 19回この商品を含むブログ (1件) を見る なぜこんな面白い本が文庫で細々売られているのかは分からない。 非常に示…
日経がパナソニックとアイトロンが提携してスマートメーター事業に参入と報じている。 個人的には、パナは提携などではなく、アイトロンまるごと買収してしまえと思う。 グローバルのスマート・コミュニティ事業が次のパナの成長をドライブさせるべき。 国内…
野田首相と安倍自民党総裁の党首討論をネットで全部見た。 議論がかみ合うかや内容はともかく話は二人とも上手だ。さすが二人とも首相経験者。 仮に民主が負け第三極もインパクトに欠け安倍政権が誕生したケースを考えてみる。 (これは自民党が敵失を最大限…
日立金属と日立電線の経営統合の公開されたプレスリリースをじっくり読んでみた。 何回読んでもどのような「相乗効果」が期待できるのかイメージしにくい。 「経営統合の目的」を分解してみる。 材料・製品開発力を強化するとともに、 事業領域を広げ、 市場…
「ソーシャルラーニング」入門 ソーシャルメディアがもたらす人と組織の知識革命作者: トニー・ビンガム,マーシャ・コナー,ダニエル・ピンク(序文),松村太郎・監訳,山脇智志出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2012/01/06メディア: 単行本購入: 3人 クリッ…
大手自動車メーカー出身の教授が「現状の大学への脅威」というお題を出してきた。 アカデミアに浸かっている人からすれば出ない発想だが、どうやら自動車は違うらしい。 実際にガソリン車は電気自動車や燃料電池車に常に脅かされているからか。 (ただ安全性…
未来をつくった人々―ゼロックス・パロアルト研究所とコンピュータエイジの黎明作者: マイケルヒルツィック,Michael Hiltzik,鴨澤眞夫,エ・ビスコム・テック・ラボ出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ発売日: 2001/09メディア: 単行本購入: 6人 クリッ…
革新カンパニー キヤノンの挑戦と成功―創造・挑戦・改革に挑んだ経営者たちの物語 (創造挑戦改革に挑んだ経営者たちの物語)作者: 清水武治出版社/メーカー: 秀和システム発売日: 2003/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る キヤノンの歴史を…
ロボット時代を拓く―「黄色い城」からの挑戦 (1982年)作者: 稲葉清右衛門出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 1982/07メディア: ?この商品を含むブログを見る 私が理解をするのに時間がかかった会社は2社ある。 何度話を聞いても理解が進まない会社。 一社は…
サラリーマン経営者が当たり前の日本だが、それが日本企業、ひいては日本経済の成長低迷の原因とすれば、相当時間がかかりそう。それを一気にひっくり返そうとすれば、必要なのはメガベンチャーが出現し、あらかた飲み込んでいくことだと思うが、ソフトバン…
ビックリマンチョコって76世代の私からすれば、小学生の時に爆発的人気を誇ったお菓子&おまけシールでした。チョコだけではなく、アイスなどにも展開していき、その後どのように一度収束していったのでしょうか。前から気にはなっていましたが、ビックリマ…
「株式市場は効率的か」シリーズ第2段。 本日の株式市場ではパナソニックはストップ安。 時価総額はほぼ1兆円。 今年度の会社計画の年度末の株主資本と同じ額だ。 つまりはPBR1倍というわけだ。 ここからの判断は来年度はROEがいくら出るかがポイントだ。 仮…
津賀一宏社長、相当気合の入った経営者とお見受けしました。 普通の経営者であれば監査法人とネゴってここまでの下方修正は受け入れないでしょう。 (もしくは監査法人に相当詰められたかですが…さすがに天下のパナソニック様なので) 津賀社長も今年度が社…
インテリジェンスでは一次情報というのは超重要です。 それは書き手が菅直人元首相であっても変わりません。 東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと (幻冬舎新書)を読んでいて思い出したことがありました。 それは東芝は311の地震直後からエンジニアは…
季刊地域 第11号 地エネ時代 農村力発電いよいよ 2012年 11月号 [雑誌]出版社/メーカー: 農山漁村文化協会発売日: 2012/10/05メディア: 雑誌この商品を含むブログを見る 最近いろいろ教えていただいているソーラーエバンジェリストの方からのご推薦。 本日到…
いきなり本当稿からそれるが、「キヤノン」の「ヤ」は大文字であり、決してキ「ャ」ノンではない。ググると、京都大学内の資料すら「キャノン」になっている。会社研究のリテラシーレベルを問われるので気を付けたい。【2016年12月5日更新】 今回は経営を10…
原発とレアアース (日経プレミアシリーズ)作者: 畔蒜泰助,平沼光出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2011/08/09メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログを見る レアアース資源と原発エネルギーのインテリジェンス本。 海外の原発動向や…
決算書の50%は思い込みでできている作者: 村井直志出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2011/03/04メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 16回この商品を含むブログ (5件) を見る 我が意を得たりというタイトル。 会計士の自殺を含むりそなの国…
民主党代議士の作られ方 (新潮新書)作者: 出井康博出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (7件) を見る 授業の宿題として読了。 こんな選挙やっていたんでは、若手で優秀な人材は政治には間違…
財政破綻は回避できるか作者: 深尾光洋出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2012/07/26メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 深尾光洋教授の「財政破綻は回避できるか」を読み終えました。 ヨーロッパ…
精神論ぬきの電力入門 (新潮新書)作者: 澤昭裕出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/08/14メディア: 単行本 クリック: 14回この商品を含むブログを見る 澤昭裕「精神論抜きの電力入門」新潮社を読み終わりました。 政府の東電処理のいきさつやその業界への影…
あんぽん 孫正義伝作者: 佐野眞一出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/01/10メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 151回この商品を含むブログ (40件) を見る 今回のソフトバンクのプレゼンをじーっくり読み込んでみました。 プレゼンシートには孫さんのオモ…