泉田良輔のブログ

テクノロジーアナリストの100%私見

はてなブログ、久しぶりの投稿・・・モニクルやナビプラ、モニクルフィナンシャルでの近況報告

久しぶりの投稿です。

最近何をしているかの近況報告を含めて。

株式会社モニクルの取締役として、その子会社である株式会社ナビゲータープラットフォーム(ナビプラ)の代表取締役と株式会社モニクルフィナンシャルの取締役をしています。

モニクルは2021年に設立した会社ですが、ナビプラは2013年、モニクルフィナンシャルは2018年に創業した会社となります。モニクルはグループ統括の役割を果たしています。

モニクルグループでの社内活動

モニクルでは、グループ戦略担当の役員として、コーポレートブランディングやグループのオウンドメディアなどのお仕事をさせていただいています。

ナビプラでは、くらしとお金の経済メディアLIMOやMeChoice、LIMO&Financeの運営を行っています。

最近、ミーチョイスでインタビューを受けた記事があるので、ご興味があれば、読んでいただけると嬉しいです。

mechoice.jp

モニクルフィナンシャルでは、コーポレート戦略担当として、投資信託の分析などを進めています。

モニクルグループを日本を代表するデジタル金融サービスの会社とすべく、日々頑張って仕事をしています。

社外活動

また、社外では、PIVOTで株式投資のバリュエーションについてのお話しをしたりしています。

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1997年のブレジンスキーによる地政学の見立ては今のロシア・ウクライナ戦争をそのまま言い当てている

ロシアのウクライナ侵攻の落としどころが見えない。

そこで、ブレジンスキーの「The Grande Chessboard」を読んでみた。

実に今の状況をそのまま言い当てていて、正直怖いくらい当たっている。

プーチン版「Back to the Future」

結論から言うと、プーチンは時計の針を30年前に戻そうとしている。

1991年にまで戻そうとしている。

まさに映画「Back to the Future」さながらの過去への回帰なのだ。

1991年に何があったか。

ウクライナの独立。

そして、ソ連が解体され、CIS(独立国家共同体)創設となったのである。

プーチンはそこまで時計の針を戻そうとしている。

ブレジンスキーのロシアとウクライナの見立て

ここでは、いくつかブレジンスキーの見立てを引用してみよう。

ユーラシアの帝国かアジアの帝国か

ウクライナは、ユーラシアというチェス盤の上で、新たに重要な位置を占めるようになった国であり、地政上の要衝である。

ウクライナが独立国になったこと自体が、ロシアの変化の一因になっているからだ。

ウクライナの分離によって、ロシアはユーラシアの帝国ではなくなった。

ロシアがユーラシアの帝国であろうとするにはウクライナというピースが必要といっている。

ウクライナを失っても、ロシアは帝国の地位を目指すことはできるが、アジアの帝国という性格が強くなり、独立したばかりの中央アジア諸国への進出を図る可能性が高い。

ロシアが「アジアの帝国」はどうかと考える際には必ず「中国」がいる。

その中国を差し置いて、現在のロシアがアジアの帝国を目指すのかといえば、これは疑問。

ロシアからすれば、戦域が広くなりすぎないように、国力を十分に高められるまでは、アジアの帝国は中国に任しておきたいということであろう。

ロシアがウクライナに対する支配を取り戻せば、5200万人の人口、豊富な資源、黒海へのアクセスを手に入れ、ヨーロッパからアジアにわたる大帝国になる手段を回復することになる。

ということで、ウクライナはどうしても必要ということになる。

スラブ民族を代表するにはウクライナが必要

ウクライナの独立によって、ロシア人がスラブ民族全体を代表し指導する神聖な立場にあるとする見方の確信が揺さぶられることになった。

プーチンの狙いと世界が理解できなギャップがまさにここにあると思う。

プーチンは歴史の流れの中で生きているので、現代を生きるほとんどの人にはその思考が理解されない。

ロシアはNATO拡大に反対する姿勢をとっているが、1999年の中欧数か国への拡大は黙認するだろう。

共産主義体制の崩壊後、ロシアと中欧の文化と社会の違いが拡大しているからである。

これに対して、ウクライナのNATO加盟を黙認することは、ロシアにとってははるかに難しいであろう。

これを認めれば、ウクライナがロシアとの運命共同体から完全に脱したことを認める結果になるからだ。

今起きていることはまさにこれ。

NATOとEUのマトリックスが意外とややこしい

しかし、ウクライナが独立国家として生き残るためには、ユーラシアの一部ではなく、中欧の一部にならなければならない。

そして、中欧の一部になるには、NATO、EUと中欧諸国との結びつきに完全に参加しなければならない。

この結びつきをロシアが認めれば、ロシア自体もヨーロッパの一部としての道を選択することになろう。

ロシアがこれを拒否すれば、ロシア自体もヨーロッパの一部としての道を拒否し、「ユーラシア」国家として孤立する道を選ぶしかなくなる。

そして、孤立する道を選びつつあるロシア。

まとめにかえて

ブレジンスキーの見立てを見てみると、プーチンは世界が期待するように簡単に引き下がらないであろうし、30年もの時間の時計の針を巻きに来ようとしている中で、経済がどこまで持つのかは勝負所でああるが、持ちこたえるまで戦い続けるような気がしてならない。

参考文献

 

はたらく世代向け資産運用特化の金融サービス「moneiro(マネイロ)」始動

新型コロナで大きな変化があった2020年も、もう12月です。

今年は私が経営する会社でも、そしてその中の仕事でもいろいろな変化がありました。

特に、はたらく世代の資産運用をサポートするOneMile Partners(ワンマイルパートナーズ)は様々な変化を遂げました。

ワンマイルはIFAでもあり、保険代理店でもあります。それ以外に太陽光やリースなども取り扱っています。

ワンマイルは金融商品のワンストップショッピングができる場でありながら、金融機関での勤務経験の長いメンバーが厳選した金融商品をお届けしています。

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無料オンラインセミナーの拡充、つみたてNISAもばっちり

コロナ前は、無料マネーセミナーを東京駅周辺のリアルの会場を借りて行っていました。

しかし、3月以降は感染拡大の影響もありリアル会場を借りてのセミナー実施はするのが難しいという判断をしました。

2020年4月からGWあたりにかけて、すべてオンラインセミナーに切り替えました。

ワンマイルの優秀なテックチームの驚くべきスピードにより、お客様にスムーズにセミナーを視聴いただけるようになったかと思います。

オンラインセミナーでは、資産運用全般、つみたてNISAについて実施しています。

つみたてNISAセミナーは↓をご覧ください。

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全般的な資産運用をカバーしたマネーセミナーは↓をご覧ください。

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視聴は何度でも無料です。

ワンマイルの金融サービス「マネイロ」とは

さて、無料セミナーの体制を整える中で、おかげさまで2020年11月には、はたらく世代向け資産運用金融サービスである「moneiro(マネイロ)」をスタートさせました。

マネイロとは、ワンマイルがご提供する資産運用に特化した金融サービスでございます。

マネイロは様々なサービスで構成されています。

まあ、資産運用を始めるにあったってのポータルサイトといいますか、お客様との接点となる入り口です。

先ほどご紹介した無料いオンラインセミナーである「マネイロセミナー」もその一つです。

しかし、皆さんにぜひ活用していただきたいのは「マネイロコンシェル」です。

マネイロコンシェルとは何か

資産運用全般のご相談を、資産運用についてのプロフェッショナルである「マネイロコンシェル」がご対応させていただきます。

マネイロコンシェルは証券外務員、保険募集人の資格を有し、お客様の資産運用を総合的にサポートします。

マネイロコンシェルには、元メガバンク信金、保険会社、証券会社、保険代理店出身者で構成されています。

総合的な資産運用のアドバイスとご提案、加えてつみたてNISAといった制度活用のアドバイスも充実させています。

moneiro.jp

ワンマイルパートナーズの沿革、ここまでを振り返って

2018年11月27日:会社設立

2019年11月27日:東京・丸の内に丸の内本店/スタジオをオープン

2020年11月27日:マネイロをスタート

ここまで、1年ごとに新しいサービスをスタートができています。

ひとえに皆様のおかげでございます。

また、今年はコロナの影響で大きな環境の変化があった従業員にも感謝したいと思います。

ワンマイルのこれから

ワンマイルは優秀なテックチーム、また先ほどご紹介したマネイロコンシェルのように、年間1000世帯以上のお客様のアドバイスをしてきたベテランの営業スタッフが在籍しています。

ワンマイルは、テクノロジーを最大限活用し、一人一人のお客様とじっくり向き合える体制を整えていきます。

テクノロジー×人、これがワンマイルの積極的に取り組む領域、そして競争優位を確立できるテーマです。

ワンマイルは全国へ出店

2021年はこれまでの丸の内本店・スタジオである東京以外の地域にも積極的に展開していきます。

そして、これまで以上に全国のお客様に我々のマネイロのサービスをご提供していきたいなと思います。

すでに、他地域の出店の準備も着々と進めております。

また、大手小売店などの方をはじめとして、多くの方から出店についてもご相談いただける状況になっていきました。

ワンマイルの事業展開にご興味あれば、ぜひ弊社にご連絡をいただければと思います。

三菱地所さん向けにお話ししたワンマイルのこれからについては以下の動画をご覧いただければと思います。

xtech.mec.co.jp

 

今後ともどうぞマネイロをよろしくお願いいたします。

参考資料

www.wantedly.com

forbesjapan.com

www.youtube.com

www.youtube.com

newspicks.com

https://newspicks.com/live-movie/440

NewsPicksのNewSchoolで資産運用のコースを担当します

NewSchoolの第3期として資産運用のコースを担当することになりました。

パーソナルファイナンスの全体というわけではないですが、運用部分はかなりカバーできるのではないでしょうか。

ご希望の方はぜひ!

newschool.newspicks.com

【募集】金融/経済/産業系が得意な編集者・ライターを探しています

私が経営する株式会社ナビゲータープラットフォーム及び株式会社OneMile Partnersでは、コンテンツ配信の強化を目指す中で、一緒にコンテンツを作成してくれるメンバーを募集しています。

いずれの募集においても、読者に有益な情報を発信してくれるメンバーを探しています。

ご興味があれば、ぜひ、私のTwitterのDMもしくはLinkedinにメッセージをください。

ご連絡先

オンラインでやり取りさせていただき、お互いの目線を確認させていただいた上で、正式な採用プロセスに進んでいただけるように準備します。

正社員、契約社員、業務委託等、ご希望に応じて調整させていただきます。

いずれも本社は東京・大手町ですが、勤務形態は、ほぼリモートワークです。

ぜひ、全国からのご応募お待ちしております。

自慢じゃないですが、ナビゲータープラットフォームでは新型コロナウイルス感染拡大する何年も前から、ほぼほぼリモートワークでした。

下の写真は、本社のが入居するFINOLAB(フィノラボ)です。

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株式会社ナビゲータープラットフォーム

ナビゲータープラットフォームがLIMOを運営しております。

LIMOは「くらしとお金」をテーマに情報発信をする経済メディアです。

LIMO | くらしとお金の経済メディア

今回、LIMO(リーモ)第2編集部の立ち上げメンバーを募集しています。

LIMOは、大手金融機関に勤務経験がある証券アナリストやファンドマネージャー出身者が立ち上げました。

はたらく世代の資産運用をサポートするような記事を中心を発信しています。

求める役割

  • 副編集長
  • 編集スタッフ
  • 社内ライター

求める人物像

  • 金融/経済/産業関連のコンテンツ制作の実務経験がある方
  • 雑誌、書籍、Webメディアでの実務経験のある方
  • 情報源にこだわりがある方
  • より正確な情報発信にこだわりがある方
  • コンテンツが読まる/拡がることに情熱のある方

株式会社OneMile Partners

OneMile Partnersはナビゲータープラットフォームの子会社です。

はたらく世代の資産運用をサポートする金融サービスを提供する会社です。

今回、資産運用コンテンツを発信するために、OneMile Partners編集部の立ち上げメンバーを募集しています。

求める役割

  • 編集部マネージャー(企画や編集を担当)

求める人物像

  • 金融関連コンテンツ制作の実務経験がある方
  • 金融機関に勤務経験がある方が望ましいです

 参考記事

xtech.mec.co.jp

www.youtube.com

ご連絡先

 

「テクノロジーがすべてを塗り変える産業地図」を出版します

日本対ベルギー戦、本当に惜しかった。

ワールドカップの熱戦が冷めやらないですが、この7月に新しい本を出版することになりました。

テクノロジーがすべてを塗り変える産業地図

新著のタイトルは、こうしました。

「テクノロジーがすべてを塗り変える産業地図」

今回の本のテーマは、テクノロジーを切り口に今後の起こり得るであろう様々な産業地図の変化を描き出すことです。

AIやロボット化といわれる中で、極端なまでに人手不足の日本。

現状はデータをもとに現状を把握し、産業ごとの未来予想図を描き出そうとしています。

テクノロジーを切り口にこれまで3大産業を分析の続編 

2013年からこれまで「電機」、「自動車」、「銀行」と、日本の株式投資家であれば必ず抑えなくてはならない3大産業をテクノロジーを切り口に分析してきました。

今回は、これまで同様にテクノロジーを切り口としながらより幅広い産業を分析し、その未来予想図を描いています。

  • 小売り
  • 自動車
  • 運輸
  • 物流
  • 医療
  • 旅行
  • 銀行

織物を織るような分析に

また、今回は縦糸を「産業」、横糸を「仕事」として未来予想図をより手触り感があるようにしました。

テクノロジーが変えるのは「産業」を変えるだけではなく、私たちの「仕事」のありようも変えていくでしょう。

「産業」という(セミ)マクロの視点、そして「仕事」というミクロの視点の両方の見方で分析と予想をしていきます。

大手書店にも展開していただいてます

今回も大手書店さんには、目立つ出入り口に並べていただいております。

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東京・丸の内の丸善さん

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大阪・梅田の紀伊國屋書店さん

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東京・六本木ミッドタウンのTSUTAYAさん

ありがとうございます。

ご興味があれば、ぜひ。

Longineは5周年!ありがとうございます

Longineは6月26日でおかげさまで5周年を迎えることができました。

本当にありがとうございます。

ここまでの5年間で、推奨銘柄の勝率は80%を超えています。

引き続き、実りある貯蓄に貢献できるように頑張ります。

よろしくお願いします。

www.longine.jp

Financial Times(FT)にMaaSと自動運転のコメントが掲載されました

ちょっと前の2018年4月になりますが、FTにカーシェアリング、自動運転について私のコメントが掲載されたのでリンクを張っておきます。

https://www.ft.com/content/3285c3de-3324-11e8-b5bf-23cb17fd1498

2018年始のプレジデントでの記事がデジタル版として公開されました

銀行、アマゾン、メルカリ、アリペイ、今後の金融の在り方を発散させてみていきます。

どこで収束させるかはもう少し時間をかけて発信していきたいと思います。

president.jp

株式投資講座「泉田塾」を2018年3月からスタートすることにしました

Longineの会員の方からリアルで学べる場も欲しい!という声も多かったので、「泉田塾」を東京・大手町で始めることにしました。

今後、投資経験別に様々なメニューも用意していこうと考えています。

ご興味あれば、ご参加ください。

www.longine.jp

日経BizGateの私の連載名が2018年2月から「新・産業鳥瞰図」に変わりました。今回はNVIDIA

おそらくほとんどどなたも気づくこともないと思いますので、自分で言ってみるのですが、日経BizGateの連載名が「泉田良輔の新・産業鳥瞰図」へと変更になりました。

ん?では前はなんであったのかと。

「泉田良輔の新・日本産業鳥瞰図」

ん?どこが変わったのかと。

はい、「日本」が取れました。

つまり、何が言いたいかというと、対象が「世界」になったということです。

ん?これまで海外の企業も分析していなかったっけ?

はい、おそらくは海外企業の方が多かったと思います。

個人的には、海外企業の分析が国内には少ないので、積極的に彼らをベンチマークしている手前、その分析をし、日本の各産業の今後の行く末を占うために(ここ重要)調査してました。

ところが、扱う企業が「日本」企業じゃないということも多く、今回「日本」をとることにしました。

そして、今月の調査対象はNVIDIA。

もはや単なるゲーム向け半導体企業などではなく、自動運転と都市を狙う、気を付けておくべき企業です。

よろしくお願いします。

bizgate.nikkei.co.jp