ウィスキーの新規の設備投資は10億円規模か?!カネと時間がかかる商売
ウィスキー好きには最近の商品の値上がりは困ったものですが、その背景は世界での需要が増加しているから。
日経新聞のサイトを見ていたら以下の様な記載が。
焼酎メーカーの小正酒造(鹿児島市)は約10億円をかけて鹿児島県日置市に蒸留所を整備し、17年に参入した。
ウィスキーをつくろうと思うと、これくらい設備投資が必要なのか、と改めて知る。
これからキャパシティを増強していくサントリーも今後合計で200億円、すでに設備投資をしたアサヒビールも60億円。そういう水準感。
酒類各社が国産のウイスキーを相次ぎ増産する。サントリーホールディングス(HD)は2020年までに200億円弱を投じ、原酒を熟成する樽(たる)の貯蔵能力を約2割拡大する。アサヒビールは約60億円を投じて原酒の生産量を2年前から約8割増やした。
そしてご存知の通り、ウィスキーはビールのように工場ができてすぐに生産・出荷とはいかない商品。寝かせる必要がある。