グランパスの資金が動き出す。「風間八宏×トヨタ自動車」が日本のサッカーを再定義するかも
J1に1年で戻ってきた風間グランパス。
J2降格時に様々な選手が出て行きましたが、2017年は次なる基盤づくりの年だったという位置づけにあとあとなるのではないかなと…想像します。
グランパスが2018年シーズンに向けてどういった補強やチーム作りをするのかに注目していましたが、早速、資金力にモノを言わせてきました。
川崎フロンターレが2017年に優勝して得られる賞金総額は約22億円。
今回、名古屋が移籍してくる一選手に支払う移籍金は約15億円。
そういうことです。
カネとチエが日本サッカーを変える、そんな気がしてなりません。
これは極めて個人的な勘、に過ぎませんが、今後5年は、次のような展開になるのではないでしょうか。
青いフロンターレと赤いグランパスが日本のサッカースタイルを再定義していく
世界(ex-Asia)に出ると極端にカウンター重視のサッカーをするスタイルにはもう飽き飽きです。
さて、フロンターレはもっとも嫌な、そして手ごわくなる敵を野に放ったということです。
風間サッカーは基本的にはボールを上げて、ヘディングでドン!というサッカーを好みません。したがって、テクニックはあるけれども身長は低い選手も多いです。事実、フロンターレの前線の選手に背の高い選手はあまり見当たりません。
ということで、風間監督がグランパスの監督に就任した時はシモビッチはどうなるのかなと思っていましたが、結果、こうなりました。
“ 私により力を与えてくれるサポーターの前でゴールすることが、この上ない喜びでした。名古屋グランパスの輝ける未来を心より祈っています ”
— 名古屋グランパス 公式 (@nge_official) 2017年12月26日
◇シモビッチ選手、契約満了のお知らせhttps://t.co/T91O9OSqZ6#Tack #ThankYou #感謝 #grampus pic.twitter.com/drexMcGh4O
おそらく、今後出てくる移籍情報は、ボールをしっかりと扱える選手が全線と中盤に、そしてディフェンスラインには、攻撃センスのあるDFがリストアップされてくる可能性は高いです。
グランパスは昨年はJ2にいたということと新加入の選手もいるので、スカウティングがさらに重要になってきます。