絶対読むべし:大治朋子「アメリカ・メディア・ウォーズ」講談社現代新書

アメリカ・メディア・ウォーズ ジャーナリズムの現在地 (講談社現代新書)
- 作者: 大治朋子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/09/18
- メディア: 新書
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これは面白い。おすすめです。
アメリカのメディア業界・動向がばっちりです。
有料課金が先行しとりあえず成功と言えるのは、経済誌。
WSJの「ハード・ペイウォールズ」。これはLongineと同じ。
購読者とそうでない人がはじめから読める記事の有無があるケース。
一方、FTは「メーター制」。
NYTの元経営企画部長は経済誌の有料化の成功を「知る必要のある情報」だからと。
記事を投資に使うからということ。
NYTには投資に直結する情報を読者が求めていないとも。
その他名言、有益なインタビューが満載です。
「明日の朝刊で勝負する、という時代は終わった。…24時間体制で一番早くニュースを…」
エキサイティングだが、大変。