泉田良輔の考え

ノマドのテックアナリスト

毎年5月の日本の株式市場の特徴

5月の株式市場のレギュラーの特徴

5月は、4月末から始まる本決算発表により相場は大きく左右されます。

日経新聞の業績見通し報道なども株価に影響を与えます。

そうはいっても、決算と業績見通しが最大のキーファクターです。

市場コンセンサスに対して、上回れば株価は上がり、下回れば下がります。

市場コンセンサスというのは、証券アナリストの業績予想の平均値です。

平均値なんです。1人1票です。

アナリストの能力差は反映されません。

とんでもない予想があると、そこに引っ張られます。

予想の民主主義が思わぬ弊害を招くこともあります。

企業のIRの方の仕事は、足元の業績とコンセンサスの差を埋めるかです。

そうとうコミュ力とロジカル性が求められるのです。

大変なお仕事です。

業績が悪いのになぜストップ高?!

一方、プロ投資家が業積未達や弱いガイダンスを見越してショートを仕掛けることがあります。

そうした場合は、悪い決算でも翌日はポジション解消の買いが入り、大きく株価が上がることがあります。

また、Sell in May という言葉もあるようにヘッジファンドの需給により下がることも。

ただし、Longineで過去データを検証した結果、有意な表現でないことが分かりました。

Sell in May(セル・イン・メイ、株は5月に売れ)は本当か | Longine(ロンジン)

しかし、最近の市場の乱高下は気になりますね。

日本の機関投資家の年度はじめは当然ながら4月

日本の機関投資家も新年度に入るために年度はじめに決めた投資実行のタイミング。

4月で実行できない場合には、5月にまで差し掛かります。

売れない(流動性のない)銘柄はだらだら売らないとダメですね。

なので、5月も下がります。

マクロ指標も5月から新年度のデータが手に入ります。

そういう意味でも、アナリストにとっては5月が新年度になります。