投信1(トウシンワン)で「ニュース解説」をはじめましたーGoogleがAlphabetになる理由等
投資信託初心者向け入門サイト
これまで、Longine(ロンジン)、株1(カブワン)と日本の個人投資家向けの経済金融メディアを立ち上げてきましたが、この度、「投信1(トウシンワン)」を立ち上げました。
投信1は、投資信託初心者向け入門無料サイトです。
投資信託は、株式とは違い仕組みでできているので、はじめて購入される方はとっつきにくいかもしれませんが、一度理解できれば、個人ではなかなか購入できない金融商品なども保有できる便利な道具です。ご興味があれば、ぜひ、投信1(トウシンワン)のサイトを覗いてみて下さい。
ニュース解説という経済や金融に触れる一歩
また、投信1では、新しい試みを始めました。
それは、投資信託や株式投資にすでに興味があるような方、まだ資産運用をしたことがないけれども今後投資信託や株式投資などで資産運用をはじめたいとお考えの方向けに、時事ニュースや相場動向の解説、アナリスト散歩、銘柄診断などを配信をしています。
G is for Google
たとえば、ニュース解説では、『グーグルが「アルファベット」になる理由―背景は株式市場か』では、なぜグーグルが今回持ち株会社になってまで、また会社名を変えてまで経営体背を変えるのかを解説しています。
通常の速報性の求められるニュースは、踏み込んで解説されることは少なく、私たちもニュースのタイトルだけをみてわかった気になりがちです。しかし、「ニュース解説」では、Longineに参画しているアナリストや外部の有識者が踏み込んで解説をしています。
グーグルがなぜアルファベットに会社名を変えるのかは、実はグーグルの創業者のラリー・ペイジのブログに詳しく書かれています。
ペイジのブログは、"G is for Google" というタイトルではじまっており、そちらに詳しく書かれていますが、簡単に言うと株式市場の圧力によるものです。
そもそも、アルファベットも、「アルファ・ベット」ということで、運用に携わったことがある人はすぐに気付くと思いますが、資本市場のパフォーマンスを上回る部分をアルファと呼び、それにベット、つまり賭けるという意味があるのです。
これまでは、グーグルは、グーグルXというプロジェクト(自動運転車やグーグルグラスなんかそうです)をはじめ、投資リターンが不明瞭に多額の投資をつぎ込んできた経緯と、本業のネット広告の成長率が鈍化してきたこともあり、株主の要求が強まってきたという事実があります。今回はそうした声を多分に反映したといえます。
ニュースも元ソースをしっかり分析することで理解できることもさらに増えます。投信1のニュース解説は気軽に記事を読んだ後は1つの気づきがあるように工夫しながら編集していきます。是非、一度触れてみてください。