泉田良輔のブログ

テクノロジーアナリストの100%私見

「アインシュタイン150の言葉」が心に響く件

アインシュタインと文章はあまり関係がない様ですが、実際自分でモノを書くようになって、いくつか気づいたことあり。インパクトの強かった内容を簡単にまとめておきます。

読んでいて、うなづくこと、いくつもありました。150しかないのに、いくつも引用するといまいちなので、そこからいくつか。【2016年11月30日更新】

>>アインシュタイン150の言葉

常識というばかばかしさ

バイアス(思い込み)をいかに崩してまわりの見る目を変えるというはいつも必要。

常識とは、十八歳までに身につけた偏見のコレクションをいう。

確かに思い込みで身動きとれなく、思考も固まる。

現在≒未来?!

そもそもその思い込みで、自分でできない理由を先にあげてしまう。リスクもたくさん思いつく。

わたしは、先のことなど考えたことがありません。すぐに来てしまうのですから。

先のことを考えて、身動きとれないことも多い。

システムデザインという発想の不完全さ

世界について最も理解できないことは、世界が理解できているということだ。

システムデザインは世界が理解できているという前提だとすると、この言葉は重い。システムデザインというコンセプトがそもそも不完全だということであって、学問として追及することが同なのかと。

生半可な覚悟で達成はない

結果というものにたどり着けるのは、偏屈狂だけである。

それくらい、物事を成し遂げるのは時間も苦労も多いということ。

科学と宗教のバイラルな組み合わせ

宗教なくして科学は不具であり、科学なくして宗教は盲目です。

日本の科学を考える際に、これはいろいろと考えることがいい。

生命科学を今後の日本の成長ドライバーにするのであれば、ここをはずせない。

何のためかを考えないと間違えそうだ。

プロトタイプ、実験

何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない。

アインシュタインがいうと説得力がある。いろいろ本で学ぶよりも、とりあえずやってみるが一番収穫多い。ただし、金と時間が必要。

想像力>知識

想像力は、知識よりも大切だ。

知識には限界がある。

想像力は、世界を包み込む。

これを理解できる人が実は世間には少ないことが最近よくわかった。

事実の分析は重んじるが、未来、まだ見ないことを論じることを軽視し過ぎている。

というより、未来をそもそも嫌がっているのではないだろうか。

シナリオプラニングやフォーサイトという言葉がある中で、日本人はなかなか…。

未来を提示すると、当然議論があってしかるべきだが、否定しかない。

未来像を提示できる人材は、実は非常に少ない。

それ自体を大事にすべきだと思うが。

アインシュタインの考える人工知能

知性を神にしてはいけない。

神は強い筋肉をもっているが、人格はもたない。

最近の人工知能について先んじた言葉のように見えるが。

アインシュタインの定義する学校とは

知恵とは、学校で学べるものではなく、一生をかけて身につけるべきものです。 

 知恵が学べる学校が、最高だと思う。

まとめ

いかがだったでしょうか。一部の印象に強いフレーズだけ、引っ張ってみました。ということで、簡単な本ですが、手元に置いておいて、たまに見返す感じでしょうか。そして今日も見返してしまいました。