この本はすごい:マイケル・クローガー「ポール・ランド、デザインの授業」BNN
ポール・ランドがデザインしたロゴを見たことをない人はほとんどいないと思う。
IBM, abc, UPS, NeXT, ウエスティングハウス...
このネームを見てしまうとアメリカをブランディングしてしまったとも言える。
日本のデザイナーがビジネスモデルに踏み込めないのは指摘した。
ただ、この本を読むと卓越した人は見切っているなぁと感心した次第。
この本の翻訳がいまいちなので、ところどころ出てくる英語のフレーズが刺さる。
Everything is design. Everything!
そう、すべてはデザイン。見えるもの、見えないものもデザインされるべき。
Design is also a system of propotions, which means the relationship of sizes.
デザインをシステムと看破しているところですべての決着がついている。
デザインはメリハリ。
すべてがのっぺりしているのはデザインとは言わない。
これはバリューチェーン、ビジネスモデルも同じだ。
Design is relationships. Design is a relationshipbetween form and content.
このことばはこの本のすべて。
原著が読みたくなった。