泉田良輔の考えたこと

ノマドアナリストが株式投資, テクノロジー, エネルギー, FinTech, メディア, サッカーをテーマに.

ECBのDraghi(ドラギ)総裁と記者のやり取りが歌舞伎のようだ

2015年9月初めの中央銀行の総裁の発言としては、ECBのDraghi(ドラギ)総裁, President of the ECB, の発言が一発目。

今回は、ギリシャだけではなく、中国の株価なども含めて注目していたのでECB Draghiのプレゼンとその後の記者会見をじっくり見てみた。

  • ECBの金利水準は変えない
  • 相変わらず欧州は景気は良くなく、実質GDP予想を下方修正
  • エネルギー価格の影響もあり、物価上昇のペースは想定していたより遅い
  • 毎月600億ユーロの資産購入を実行する

マクロの見方に対しては、今回のECB総裁会見の中で特に変わったことはないが、プレゼン内容を聴いても昔の日本を見ているようで、これは多くのエコノミストが同じことを言うのは納得できる。バランスシートの調整が続き…などというコメントが懐かしい。

ドラギと記者とのやり取りが、静かにそしてよどみなく進む。質問する方も、ちゃんと質問ができるし、ドラギも無駄なく答える。まるで、事前の質問表と回答が準備されているようだ。歌舞伎か?!と疑いたくなる。

加えて、動画で公開されている内容は言い間違いも含めてトランスクリプトとして公開されており、緊張感があってよい。当然ながらFTの記者も質問しているが、日経の記者も質問してる…。

それにしても、ECBのウエッブサイトのデザインが今風。日銀も見習えばとも思う。

ドラギは、9月3日が誕生日だったようだ。きれいな女性記者から「誕生日おめでとう」だって。しかも質疑応答の最後に持ってくるとは。ますます、歌舞伎っぽい…。