四季報は四季報でも米国会社四季報に注目
四季報で育った世代
日本株を知る上で重要なアイテムは四季報だというのは多くは同意してくれると思う。
ただ、未だ紙がもっとも使い易いメディアというのが個人的意見。
四季報オンラインもあるのは知っているが、使ったことはほとんどない。
四季報が発行されるタイミングになるといつもアマゾンで注文するという習慣。
何ぶん、買ってかえると重いので。
米国会社四季報
さて、最近の東洋経済の快挙は、「米国会社四季報」 を創刊したことだと思う。
米国には世界を代表する企業が多いが、その情報をまとめて入手できる。
2014年に創刊されたとのことだが、さらに発刊タイミングを短くしてほしい。
本当に面白い。重さも手頃なので、いつも持ち歩いている。貪り読んでいる。
何が面白いか
本でカバーされている銘柄は上場している一部だろうが、中小企業も多いということ。
ちなみにS&P500プラスαとETFが掲載企業とのこと。
米国は大企業ばかりというイメージもあるが、そうでもない。
我々になじみのある企業でも、売上・利益規模を見るとそうでもない。
EBITで数百億前半億円の企業がゴロゴロしている。
そして、成長していない企業も結構ある。
日本株だけを見ていると悲観的にもなるが、変に安心できるところもある。
バリューラインのような物があったらと思ったが、当面はこれで代替。
中国株の二季報
実は、「中国株二季報」 というのも面白いし、内容は充実している。
フォーマットは日本株の四季報に相当準じているというか、まねているので見易い。
「不景気の株高」という謎を解くために、丹念にファンダメンタルズを追える。
世界の情報は、次第に入手し易くなっている。
あとは欧州株か。
そこが一番問題だ。