泉田良輔のブログ

テクノロジーアナリストの100%私見

シンギュラリティ(Singularity)はもうすぐそこ:AIの復権

 

レイ・カーツワイル―加速するテクノロジー (NHK未来への提言)

レイ・カーツワイル―加速するテクノロジー (NHK未来への提言)

 

 

米国にはレイ・カーツワイルという天才がいる。

2018年に一台のコンピュータが人間の知性を凌駕するという。

2045年には人間の知能の10億倍のAIが登場。

その時点をシンギュラリティと呼ぶ。

それ以降、AIは人間の能力を上回る機械を生み出し、制御できない可能性もある。

ソフトバンクの孫さんがよくプレゼン資料に使う出典もカーツワイルだ。

ソフトバンク 新30年ビジョン (単行本)

今は、「エポック4」から「エポック5」へのシフトの途中だそうだ。

エポック4から5へは、テックと人間の知能が融合するそうだ。

AIという言葉は一旦すたれて、日本の研究者も方向転換を迫られたようだ。

しかし、一気に時代はAIに巻き戻される。

カーツワイルは2012年12月にグーグルにフルタイムで勤務することとなる。

ラリー・ペイジとの職務内容の契約は次のよう。

"To bring natural language understanding to Google"

アップルのSiriがいまいちでも、次なるインターフェイスの模索は続く。