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泉田良輔の考えたこと

ノマドアナリストが株式投資, テクノロジー, エネルギー, FinTech, メディア, サッカーをテーマに.

『未来の会社-これからの「働く」を考える』

コンビニの本棚でふと目に入ってきたので早速購入。

WIREDって、紙のメディアもあったんだ…ということで、めくってみました。

WIRED VOL.7 GQ JAPAN.2013年4月号増刊

これまでアナリストとして数多くの「会社」にかかわらさせていただきました。

ここで、改めて「会社とは何か」を考えてみることに。

会社が会社としての存在する意義は、個人よりも付加価値を生み出せること。

これしかない。

でなければ、会社を維持するコストだけが非効率になります。

事業の勝算が高くなるのであれば、個でいるより、会社にいる意味があるというもの。

まあ、普通に考えれば、「個人vs会社」であれば、会社でしょというのはあります。

クリエイティブのような個人の能力が圧倒的な要因になるのを除き、組織が強いはず。

では、「独立した個人の集合体」と会社の比較はどうでしょうか。

独立した個人の集合体が会社よりも付加価値を生み出せるのであれば、会社は必要ありません。

会社であれば、当然社内のリソースを優先的に活用することが求められます。

でなければ、コストをかけて組織を維持している意味がなくなるからです。

一方、個の集合体であれば、リソースの制約なく最適な組み合わせを実現することができます。

これまで会社に囲われていたタレントが放出されていれば、組み合わせも多彩になります。

場合によれば、最高と最高を組み合わせて新しい何かを生み出すことが可能です。

これは、シュンペーターのいう新結合、イノベーションとよぶことができます。

組織に属さないことが、より付加価値を生むのであれば、時代はそう動くはず。

個の活動を支援する準備が整えば、会社という組織に勝つことも可能でしょう。

会社にいることで個の活動にキャップがはめられれば、尚のことです。

グーグルや3Mなど、センスの良い企業はこうした弊害にも気がついています。

会社の使命は、組織の信用力を背景に、個の能力を最大限に引き出すこと。

これが会社の経営者の役目です。