泉田良輔のブログ

テクノロジーアナリストの100%私見

グランパスの資金が動き出す。「風間八宏×トヨタ自動車」が日本のサッカーを再定義するかも

J1に1年で戻ってきた風間グランパス。

J2降格時に様々な選手が出て行きましたが、2017年は次なる基盤づくりの年だったという位置づけにあとあとなるのではないかなと…想像します。

グランパスが2018年シーズンに向けてどういった補強やチーム作りをするのかに注目していましたが、早速、資金力にモノを言わせてきました。

川崎フロンターレが2017年に優勝して得られる賞金総額は約22億円。

今回、名古屋が移籍してくる一選手に支払う移籍金は約15億円。

そういうことです。

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カネとチエが日本サッカーを変える、そんな気がしてなりません。

これは極めて個人的な勘、に過ぎませんが、今後5年は、次のような展開になるのではないでしょうか。

青いフロンターレと赤いグランパスが日本のサッカースタイルを再定義していく

世界(ex-Asia)に出ると極端にカウンター重視のサッカーをするスタイルにはもう飽き飽きです。

さて、フロンターレはもっとも嫌な、そして手ごわくなる敵を野に放ったということです。

風間サッカーは基本的にはボールを上げて、ヘディングでドン!というサッカーを好みません。したがって、テクニックはあるけれども身長は低い選手も多いです。事実、フロンターレの前線の選手に背の高い選手はあまり見当たりません。

ということで、風間監督がグランパスの監督に就任した時はシモビッチはどうなるのかなと思っていましたが、結果、こうなりました。

 おそらく、今後出てくる移籍情報は、ボールをしっかりと扱える選手が全線と中盤に、そしてディフェンスラインには、攻撃センスのあるDFがリストアップされてくる可能性は高いです。

グランパスは昨年はJ2にいたということと新加入の選手もいるので、スカウティングがさらに重要になってきます。

大久保嘉人が川崎Fに戻ってくる件。スタメン競争は厳しくなる一方で問題はポストケンゴ

2017年のクリスマスにニュース!

以前から話の出ていた大久保嘉人(ヨシト)選手がFC東京、そう瓦斯から川崎フロンターレに戻ってくるという。

瓦斯に行く前から「神戸にいるときのようになるのでは?」と誰もが想像していましたが、結果もその通り。そこは全くサプライズなし。

一方、今の川崎Fはヨシトなしでも得点力には事欠かず、小林悠(ユウ)選手が2017年の得点王になったことは周知の事実。

ヨシトはどこのポジション?

問題はヨシトはどのポジションを目指すのかということ。

ヨシトを真ん中にしてユウを右にするのか?

でも、そうすると家長昭博(アキ)選手をどうするのか、左にするのか?

でも、そうすると阿部浩之(あべちゃん)選手をどうするのか?

ヨシトとユウの2トップという選択肢もあり。

などなど、問題は山積み。

とはいえ、今年はワールドカップイヤー。

ユウが代表に持っていかれるかもしれないし、また、車屋紳太郎選手が代表に持っていかれた際は登里選手がウィングのスーパーサブとしてではなく、SBに入らないといけないかもしれない。

また、ACLも戦う必要もありなどなどあるので、ヨシトが必要な場面は確かに多い。

興味があるのはトップ下。ケンゴの代わり

攻撃力はさておき、トップ下の中村憲剛(ケンゴ)選手の代わりはいるのかなど、派手なニュースはあるものの、フロンターレの課題は多い。

大島僚太(リョウタ)選手、エドアルドネット(ネット)選手がゲームを組み立てるスタートポイント、という前提があるにせよ、そこからゲームのアクセントをつくれるのはケンゴだという見方は変わらない。

ここのポジションは、実はリョウタでもなくアキでもない。

何はさておき、ネットの契約がしたそう。

エドゥアルド ネット選手契約合意のお知らせ | KAWASAKI FRONTALE

新体制発表会でヨシトはどんな顔をするのか

とはいえ、1年で「出戻り」というのはフロンターレが好きそうなネタなので、フロントもそこはあえて狙った感もある。

三好選手が札幌らしいので、背番号は13で決まりでしょうか。

競争が厳しいチームは見ていても楽しい。

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アマゾンを立ち上げたベゾスのメモしておきたい1枚の写真

 1999年ということは今から18年も前。

ただ、18年で時代は大きく変わる、というのは誰もが見てきたこと。

感慨深い。

愛光学園の評判と寮生活-母校がNIKKEI STYLEに

私は愛光の37期の卒業生です。

小学校の卒業式もそこそこに、親元を離れ、中学高校と6年間の寮生活。親元へは、夏休み、冬休み、春休みの3回ほどしか帰省しません。ということで、中学・高校と6年間も寮生活をすると、色々自立するものです。

当時は「ボーディングスクール」などという言葉は頭にはありませんが、まさにそれです。その後、社会に出ても付き合える、そして時には一緒に仕事もでき、困ったときには助けてくれる友人ができるのが最大の魅力です。

最近では、現在は医者となっている愛光の同期が「本人の希望もあり、息子が愛光に入学した」というコメントがフェイスブックにあり、おお!と思いました。医者の子息は当時から確かに多かった印象があります。

愛光の評判とは-そもそも理系偏重

評判とは何をもって評判とするのかは分かりませんが、社会に出ても知っている人は知っている(当たり前か)という状況で、卒業生を目の前にして言う人はあまりいないでしょうが、悪い話は聞いたことはありません。

ただ、偏差値はラ・サールの方が上でしょう、とは言われます。あと、久留米大附設とも比べられます。同じ寮がある関西の私立というくくりでしょう。兄弟がラ・サールにいるとか、そういうケースもありました。

私がいた当時には、高校では5クラスあるのですが、うち3クラスが理系で、2クラスが文系です。つまり、そもそもが理系偏重です。

そしてその中でも医学部志望が多い、というのが実際です。

親が医師であるから医学部を目指すケースもあるのですが、そうでないケースでもまわりに医学部志望が多い中で勉強していると自然にそうなっていくのかもしれません。特に成績の優秀な友人には医学部志望が多かったように思います。

そして必ずしも東大、京大というわけではなく、全国の医学部に皆散っていくイメージです。北大もいれば琉球大もいるという感じです。

私は最初に勤務したのが金融機関だったので、愛光生に会うというのはあまりなかったですが、医者になった同期に話を聞くと、いろいろなところでOBを含めて愛光の医師との接点があるといってます。

愛光の寮生活

私はトマス寮(中学部)、ドミニコ寮(今はない)、トマス寮(高校部)、第二ドミニコ寮(高三時)とすべての寮を経験しているレアケースかと思います。

入学したての中一の時には8人部屋。

これはまさに寝台列車のよう。カーテン一枚でしか自分のプライベート空間はありませんでした。

はじめは自分も含めてホームシックになることもありますが、ゴールデンウィークを過ぎれば、ほとんど家のことは忘れます(笑)

毎月、親が小遣いを送ってくれるのですが、その金額の範囲で「チケット」を切れて寮内で買い物ができたり、小遣いを引き出すことができます。この時点で、親との関係は数字が重要となってきます(笑)。為替の概念を自分で理解したのも、この頃です。

学年が進むと個室に移りますが、その部屋にはカギがありません!

言ってしまえば、だれでも自由に入ってきます。たまり場ができるのも想像に難くないでしょう。

その個室では、凄い友人はアロワナなどの熱帯魚を飼ったり、舎監に黙ってテレビを持ち込んでゲームをしている猛者もいました。ちなみに、夜になると電源が落ちるので、熱帯魚は長生きした印象がありません。

学年が進むごとに自分の気の合う仲間が決まってきて、そこでコミュニケーションが確立していたような気がします。

寮の食堂で食事をする場所だったり、風呂に入る時間などもグループごとで違っていたようにも思います。

また、部活動でもグループができていたようにも思います。

ちなみに、下の写真が当時の寮のスケジュール。

今見たら、かなり厳しいスケジュールです。

6年間もやり切った自分はすごいとほめてあげたいくらいのレベルですw

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愛光は「世界的教養人」を目指す学校

愛光はドミニコ修道会によるカトリックの学校です。

外国人といってもスペイン人の神父様がたくさんいて、はじめて世界と接した感じはしました。

そこの神父様もケンブリッジやハーバードを卒業している、まあ、秀才ばかりなので、それは刺激を受けましたし、日本語もしゃべれるのは驚きました。

まあ、たまに「歯には屁を」とか言ってしまうのは、玉に瑕というやつです。

当時、神父様の一人にスペインのどこの出身と聞いたときに「バスク地方だ」というのを聞き、またその存在と歴史を知った時に、複雑なものを感じたのを思い出します。

そういう意味では、自分にとって愛光は世界とのファーストコンタクトだったのかもしれません。

海外経験もなく、当時、日本人がそれほどいなかった外資系企業に転職を簡単に決めてしまうあたりも、そういった基盤が自分の中にあったのかもしれません。

卒業して思ったのですが、愛光もそうした背景もあるので東大の合格者数など追わずに、海外の大学を目指すような高校にしてしまえばよいのかなと思います。

そちらの方が、日本の高等学校としての色も出ますし、カトリックであることの意味なども前面に押し出せるのではと思います。

在学当時は「世界的教養人?!」と思っていましたが、これは非常に重みのある言葉で、そんな日本人が出てくれば学校としての存在意義は果たしたといえるくらいのテーマだと思います。

海外に合格者を出せる学校であれば、首都圏からもどんどん学生を集めることができると思います。

ちなみにドミニコ会のスーパースターはトマス・アクィナス。

世界史を学んだ人には「神学大全」でおなじみでしょうか。

入学が決まれば(ここポイント)、その前に勉強しておくのは悪くないと思います。

意識しないとそのまま卒業してしまいます…。

愛光卒業後に何をしているのか

医師も多いですが、弁護士も、そして政治家を目指している人、また、起業したりしている人もいます。もちろん、有名な企業で勤務している人もいます。

また、愛光をなんらかしらの理由で途中でやめていった同期ともつながっているのは、不思議なものです。

よくあるのが、外部の仕事で名刺交換をして、出身地の話になり「愛媛」というような話になると、「どこの学校」というやりとりで「愛光」となると「何期?」となります。

そこで、自分よりも先輩だとそれまでのすべてのやり取りが、先輩・後輩関係となるので、積み重ねてきたものが一気に変わる局面があります(笑)

愛光の学費

自分で払っていたわけではないので、内訳は知りませんが、今回のNIKKEI STYLEの記事では、月に10万強とのこと。

実際は、本とか、交際費(外出時の飲食とか)とか、でいろいろかかりますからね。通信費用はどうなっているんだろうかという疑問もあります。

学費と寮費などで月10万円強はかかりますかね。地元の私立校を選んでも塾には行かないといけないが、愛光の場合、塾は不要。志望校に現役合格したし、友人もたくさんできたので、結果的にいい選択だった

まとめ

愛光は田舎で情報がない環境ですが、それはそれとして、別の何かが生まれる環境というのは、今だから言えます。

個人的にはスペイン人の神父様にもっといろいろ教わっておけばよかったというのは今になって思うことです。

正直、学校にいた時よりも社会に出て、自分でビジネスする時や医療問題で悩むとかいう厳しい局面に直面した時に愛光にいたことの重要性がよくわかります。ネットワークといってしまえばそれまでですが、それ以上に、寮で6年間も一緒という稀有な環境の成果と思います。

まあ、親には感謝しかないです。はい。

style.nikkei.com

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NIKKEI STYLEの出世ナビに「すべてを飲み込むアマゾン、『持つ経営』で何を狙う」が再掲

元記事は日経BizGateへの私の寄稿ですが、なぜか出世ナビに。

「持たざる経営」が良しとされてきたこれまでの概念に、アマゾンが「持つ経営」というカウンターアーギュメントを持ち込んでいるのが面白い、という話です。

style.nikkei.com

Fujitsu Journalに富士通総研の長堀泉さんとの対談「デジタル化の波で銀行はどう生まれ変わるのか?」が掲載されました

最近、メディアからの取材で私への質問が多いのが、以下の3つです。

  • キャッシュレス時代は来るのでしょうか?
  • 決済プラットフォームはどうなるのでしょうか?
  • 銀行の役割はどう変わるのでしょうか?

という質問です。

こうした質問に対し、現時点での自分の考えをある程度まとめたてお話ししたのが、今回のインタビュー記事かもしれません。

個人的には、キャッシュだけに目を向けていれば見通しを誤るし、テクノロジーで実現できる世界がこれまで以上に拡がってきているし、銀行と銀行の戦いというより異種格闘技戦だという認識です。

余談ですが、フロンターレサポとして、Fujitsuのタイトルがつくメディアに、そしてJ1リーグ優勝を果たしたこの2017年に自分の対談記事が掲載されるのは非常に感慨深いものがあります。あくまでも自分にとってだけの話ですが。

お時間があれば、目を通してみてください。

journal.jp.fujitsu.com

【追悼】ご冥福をお祈りいたします

東芝の元社長の西田厚聡氏が亡くなったとのニュースが。

現状の東芝の状況は元経営者として望んでいた姿ではなかったことでしょう。

原発と半導体という普通の電機メーカーが扱えない事業ポートフォリオをコアとして挑戦した経営者。

評価は時として一変するものですが、私がアナリスト時代にお会いした経営者の中では、気合の入った経営者の一人でした。

ご冥福をお祈りいたします。

www.nikkei.com

タイトルの獲り方が分かった川崎フロンターレ。常勝チームになるために必要な3つのこと

川崎フロンターレ(川崎F)、2017年で悲願のタイトルを初めて獲得!

フロンターレ関係者がおそらくはほとんどが望んだリーグ優勝。

うれしさのあまり、この出来事はもったいないのでソーシャル等に簡単に投稿などもせずに、うれしさに浸っておりました。選手達がテレビ番組に出演をするのを見て、ようやく落ち着きました。2017年も12月に入りました。今年の観戦も含めて、今年を振り返っていきたいと思います。

タイトルの獲り方が分からない

ACLで浦和レッズに敗れた後、やや落ち込んだものの、「まあルヴァン杯は獲れるだろう」と多くのフロンターレサポーター(フロサポ)はタカをくくっていたことでしょう。

ところがふたを開けてみればセレッソ大阪にまさかの敗戦。直前のリーグ戦のホームゲームではセレッソに大勝していただけに、その落ち込みっぷりは思い出しても半端ないものでした。

「タイトルの獲り方が分からない」

セレッソ戦後は本当にそう思いました。

ただ今では、「常勝軍団」などというのはなく、「常勝をどう目指すか」ということしかないのかなと思うようになりました。これは一つの大きな気づきです。

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2017年は元旦から落胆

2016年のチャンピオンズシップ(CS)では11月の準決勝でホーム等々力で鹿島に敗戦。勝ち点では72と首位の浦和の74との僅差で2位となっていましたが、結果はまたしてもタイトル獲得を逃したという喪失感を抱えたままでした。

そして迎えた2017年元旦。

天皇杯決勝。

場所は大阪の吹田スタジアム。

はじめて見た太陽の塔だったので記念撮影。

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相手はまたもや鹿島アントラーズ。

雪辱を晴らすべく、元旦当日に大阪まで新幹線で出かけます。

はじめての吹田スタジアム。

吹田スタジアムはピッチまでが近いなと感じながらも、席の幅が狭く窮屈だなと。

ただ、「今日は優勝するから我慢」と思い直し、試合を迎えます。

ハーフタイム中に食べようと思っていたたこ焼きも、まさかの「1時間待ち」。

試合が終わるやないか、と突っ込みつつも、勝って追われたら最高の1年が始まると言い聞かせ、我慢を続けた元旦。

結果は延長戦の末、敗戦。

風間八宏監督体制の最後の試合。

また、タイトルを逃したと喪失感。

新年早々、いやなスタートだなと正直思いました。

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リーグ優勝はなくてもアジアチャンピオンならと思ったのだが

2017年のリーグ戦は序盤はエウソンや家長昭博選手が怪我で戦力として機能しなかった時期がしばらく続きました。

前半だけを見ると、負けはしないものの、大きく勝ち点を積み上げるという展開ではありませんでした。リーグ優勝は厳しいかなと思ったフロサポも多かったのではないでしょうか。

ただ、ACLの予選は厳しい戦いが続きましたが、リーグ戦同様に「勝てないけど、負けない」という状況を続け、結果は予選も突破。

そして勝ち進む中で浦和が対戦相手に。

浦和はいつも試合が白熱する強い相手ですが、フロンターレからすると苦手意識はあまりなく、向うが勝負を受けてくれれば、試合はかみ合うというのがいつもの展開。

浦和とのホームでの1stレグは安定の試合展開と結果を手にし、2ndレグはよほどのことがない限り勝てるだろうと思いました。

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ただ、よほどのことが起きました。

車屋紳太郎選手が(確か、興梠選手の顔に向けて-あまり思い出したくないのでよく覚えていない)足を上げ、スパイクの裏を見せたことで一発退場。

ACLのレフリーの判断の基準は本当に要注意で、Jリーグとは違うものだなと痛感。

その後、フロンターレは守備で逃げ切るというスタンスが裏目に。

ここでも、ACLでのタイトルという夢も消え去りました。

そして、フロンターレに勝利した浦和が勝ち進み、アジアチャンピオンになったのはご存知の通り。

今でも、もしフロンターレが勝っていたら今頃アジアチャンピオンだったのではと心のどこかで思うこともあります。

ただ、タラレバなのでやめておきます。

下は、最近、例の車屋選手の一発退場の裏側を興梠選手が語ります。

「川崎Fは強いんで、一人減らしたかった。足を上げたのであたりに行ったら、レフリーがうまくとってくれた・・・」

 

今年はルヴァンカップのタイトルだけでも

何事も行けるでしょ、と思うと油断が生まれるのでしょうか。

選手も決して油断しているわけではないと思います。むしろ緊張をしているという方が正しいのでしょうか。それはサポーターも同じ。

ただ、対戦相手は直前で大勝し、いいイメージを持っている相手のセレッソ。

場所は、埼玉スタジアム2002。

天気は快晴。

個人的な感想ですが、フロンターレは雨の日に弱いのかなと。

理由は、相手がロングボール主体の戦術に切り替えて、フロンターレのパスサッカーとかみ合わないからだとも思います。

さて、フロサポが多数乗車しているのが分かる始発で浦和美園駅に向かい、順番待ち。

「今日はタイトルをとれるから眠さも関係ないさ」というテンションでした。

ところが、ふたを開けてみると、試合開始早々、エドアルド選手のクリアミスから、以前フロンターレの9番だった杉本健勇選手に得点を奪われる展開。

その後も、フロンターレは決め手に欠き、試合終了間際に全体がオフェンシブになった際、ソウザ選手に隙を突かれ、敗戦決定。

天皇杯も決勝でダメ、ACLもいいところでダメ、ルヴァンも決勝でダメ。

さすがに、その時は「タイトルの獲り方わらねー」と多くのフロサポが思ったのではないでしょうか。

フロンターレはリーグ優勝の可能性も残っていたものの、先行する鹿島がそう簡単には負けないだろうなと思いつつも、そこしか残されていない…という状況。

今年も無冠か、と頭をよぎったのは事実です。

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タイトル獲得には勝つしかないフロンターレ

勝ち点で首位を走る鹿島はいつも勝てばそれだけタイトル獲得が近づくという構造。

ところが、鹿島は柏に勝てば優勝という試合に、引き分け。

そして、どのチームが優勝するかは最終戦まで持ち越しに。

「他力」という言葉が最後まで正しいのかはよくわかりませんが、迎えた最終の第34節。

鹿島は磐田に勝てば、勝ち点で首位確定で優勝。

フロサポ以外は、鹿島が充当に勝利して、鹿島の連覇というスト―リーを描いた人がほとんどではなかったでしょうか。

当然ながらシャーレも磐田にあったことでしょうし。

ただ、名波浩監督が目の前で鹿島の優勝は見たくないという信念が強ければ強いほど、引き分け以上というのはアリかなとも祈っていましたが。

最後の対戦相手が大宮だったという事実

一方、フロンターレはホームでの最終節・大宮戦に勝つしか優勝の可能性が残されていないという状況。

フロンターレの方には、ある種、割り切りのような雰囲気もスタジアムにあったように思います。「勝しかない」と。

この大宮戦、フロサポもいろいろと思うところも多かったのではないでしょうか。

まず、大宮は2016年シーズンに大久保嘉人選手を退場に追い込み、フロンターレが手を焼いて、かつその後もいろいろあった引っかかる相手だというのが多くのフロサポの印象ではないでしょうか。

また、大宮の監督はつい先日まで鹿島で指揮を執っていた石井正忠監督。

石井監督は、そう、今年の元旦に天皇杯を持っていかれた対戦相手の指揮官。

そして、大宮は家長選手の古巣。

当の大宮はJ2降格が既に決定しており、その理由は「家長ロス」というのは多くが報道するところ。

家長選手は自分が移籍したことでこうなっていると、引っかかるものがあるのでは、と気にするフロサポも多かったのではないでしょうか。

ところが、試合の結果はフロンターレの圧勝の5-0。

家長選手も小林悠選手へのアシストも複数記録し、徹底的に戦ったという印象を強く残しました。なんだか、妙にほっとしました。

大宮に勝利し転がり込んだリーグ優勝。タイトル

そして、何より、鹿島が磐田と引き分け、勝ち点は72で鹿島と同点のものの、得失点差でフロンターレの優勝が決まりました。

このときほど、攻撃的であることの意味と重要さをかみしめたことはありません。大量得点でより少ない失点が生きたのです。

「サッカーは点を入れなければ勝てないスポーツ」

風間監督はこうよく口にしていたのを思い出します。

「シルバーコレクター」と揶揄されたフロンターレで先頭に立ってきた中村憲剛選手が悲願の初タイトル。

そして2017年からキャプテンを任された小林悠選手はプロ初のハットトリックを記録し、初の得点王に。

セレッソの杉本選手が首位を走り、ちょっと得点王は難しいかな、と思っていたところに最後は自身初のハットトリック。

「健勇だけにはやらせたくない」と思ったフロサポも多いのではないでしょうか。

最後にまくれて本当に良かったと思います。

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フロンターレが常勝チームになるために必要な3つのこと

タイトルを獲得し、総額22億円ともいわれる大きな賞金などを手にし、フロンターレの強化はこれまで以上にされることでしょう。

多くのフロサポが願っているのは、これをきっかけに勝ち続けるチームになることではないでしょうか。

そのために必要なことを考えてみました。

【その1】頭とシステムが守りにはいらないこと

サッカーはミスをいかにマネジメントするかというスポーツだと実際は思います。今年のフロンターレの強さも、MFも大島僚太選手を中心に守備が機能し、DF陣も跳ね返し力では目を見張るものがありました。

ただ、フロンターレの良さは「等々力劇場」とというとややもすれば心臓に悪いエキサイティングな試合です。「ウノゼロ」ももちろん局面によっては大事ですが、ガンガンと行ってほしいなと。

決してボールをとりたがるチームではなく、ボールをどうゴールまでもっていくかにこだわって欲しいなと期待しています。

タイトルといってもまだ一度だけですが、追われる立場、これまで以上に研究される立場になったのは事実です。

敗戦したACLの浦和戦でも感じましたが、守りに入った時のフロンターレはもろいなとまだ思います。

「攻めているうちはやられないんだから」といっていた風間監督のコメントは当たり前すぎるのですが、それは本当にそうだなと。

ただ、「ハーフコートでボールを支配し、攻め続けていることの裏返しとしてカウンターリスクを抱えている」というのは風間監督も口にしていました。

そのリスク管理を鬼木達監督は実現してきたのだと思います。

【その2】攻めをもっと強くすること

フロンターレの攻撃陣は技術もあり、結果ボール支配率も高い試合も多く、攻撃的と評価されます。

ただ、欧州リーグの試合を見ていると、そのスピードと精度は違うスポーツのようにも感じます。

欧州のサッカーの方が面白いというつもりはないですが、ひとつずつのプレーは欧州の方が魅せるものがあります。日本でもあのスピードとダイナミックなサッカーは見てみたいという気もします。

話は変わりますが、ハリルホジッチ日本代表監督も欧州リーグに参加する選手ばかりを起用するのも、そうした環境に目が慣れている、というところ(だけ)を重視しているのかなという気もするくらい、無策に感じもします。

そして、2017年シーズンを振り返ると、やはりフロンターレが苦手としたのは、ブロックを引いていたり、カウンター主体のチームにはてこずった、という事実です。

実際、フロンターレは対鹿島や浦和にはホーム、アウェーでは負けてはいません。

ところが、甲府やセレッソ大阪には試合内容も含めててこずった印象があります。

  • ブロックを敷いた相手をどう引きはがして、より多く得点をするか。
  • ハーフコートで攻め続けるリスク管理をどう行い失点を防ぐのか。

この2つをバランスをとりながら、勝ち点を重ねるというのがフロンターレのテーマだと言えます。

【その3】スタジアムを大きくすること

これはビジネスサイドの話かもしれませんが、スタジアムの収容人数が多ければ、設備投資はかさむものの、入場料は増えます。

フロンターレと浦和の違いはスタジアムのキャパシティとその入場料収入の差です。

フロンターレがアジアでのビッククラブを目指すのか、そうでないのかは知る由もないですし、それが良いのか悪いのかもわかりません。個人的には、レアルマドリードは無理としても、アトレティコマドリードというクラスにはなってほしいなと思います。

ただ、現在の2万5000人がほとんど最大値に近いとするならば、その倍くらいのキャパシティは欲しいところです。

ファンクラブの会員が3万人を超えて、キャパシティが2万5000人だと、やはりこれ以上ファンが増えると、「試合が見たくても見られない」という人も増えてくるでしょう。

そうすることで、良い選手を獲得する原資も手にすることができるでしょうし、いまのフロンターレならリスクをとっても良い局面ともいえます。

個人的には埼スタがどのように資金調達を行い、あのような立派なスタジアムを建設できたのかが知りたいところです。

【番外編】風間グランパスに要注意

去年までフロンターレの監督を務めた風間監督率いる名古屋が1年でJ1復帰を決めました。さすが!と思うとともに、怖さを覚えます。

トヨタ自動車が過半数超出資

ひとつは、トヨタ自動車の連結子会社というポジションを活かして、どの程度の資金量で選手補強をしてくるのか。

まあ、資金量といっても再び増資をして、というのではないでしょうから、フローの広告収入をベースにどこまでよい選手を引っ張ってこれるかということになるでしょう。

個人的には、日本のクラブチームで観客収入を除いて、もっとも資金調達力のあるグランパスに、技術をコアにした戦術を掲げる風間監督がグランパスで指揮を執っている意味を感じます。

風間監督による引き抜き

そして、もう一つの注目ポイントは、フロンターレの選手が引き抜かれることがあるのか。

フロンターレの中盤のかなめのネットの引き抜きの話などがすでに出ています。

また、元フロンターレで現東京の大久保選手が移籍しても非常に嫌なものがあります。

chuplus.jp

ちなみに上はグランパスの出資者である中日新聞の報道です。中日新聞は第2位の株主なんですね。トヨタ自動車の次がメディアというのも面白い構造だなと思います。

nagoya-grampus.jp

そして、以下がグランパスの出資者です。企業規模を考えても、非常に強力な布陣です。

トヨタ自動車(株)
アイシン精機(株)
(株)中日新聞社
愛知製鋼(株)
東海旅客鉄道(株)
(株)デンソー
中部電力(株)
(株)東海理化
(株)三菱東京UFJ銀行
トヨタ車体(株)
東邦ガス(株)
(株)ジェイテクト
(株)名古屋銀行
豊田合成(株)
名古屋鉄道(株)
(株)豊田自動織機
(株)ノリタケカンパニーリミテド
豊田通商(株)
(株)大丸松坂屋百貨店
トヨタ紡織(株)

nagoya-grampus.jp

これらは要注意です。

まとめにかえて

2017年は元旦から、一体どんな年になるのかと思いましたが、2018年はどんな年になるのか楽しみです。

どんな選手が入ってくるのか、ACLでタイトルをとれるのか、リーグで圧倒的に勝ち続けられるのか、そうした視点で試合を見続けていきたいです。

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大宮戦の前に紅白の餅を餅まきで手にできたこともその後の喜びを意味していたのかなと今では思います。

フロンターレ関係者の皆様、お疲れ様でした。

また、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

日経BizGate「すべてを飲み込むアマゾン、『持つ経営』で何を狙うのか」を寄稿しました

ご存知でしたか?

アマゾンはネット企業とは言え、資産をどんどん取り込む企業として成長を続けています。

一般的にネット企業は資産を持たない「軽い」経営をすると見られがちですが、アマゾンはそのスタンスをぶち壊しています。

日経BizGateへの寄稿です。

不定期ですが、ご興味あればぜひ。

bizgate.nikkei.co.jp

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東芝は次の一歩に踏み出せそうな印象

東芝が増資を発表して-なんと6000億円!-ウェスティンの債務保証と売却も見えている気配。

東芝メモリの売却がうまくいく前提と合わせて、今年度の債務超過を解消し上場廃止リスクを回避、というストーリー。

発行済株式総数は記事にも記載があるとおり果てしないが、まあ企業としての継続性の方がより重要だろう。

今後は、様々な出資者がいるメモリとそれ以外の成長事業をどう見つけていくか。

いろいろあったが、立て付け&座組はほぼ固まったといったところか。

終わってみれば、いろいろすったもんだはあったが、お見事!といえる範囲。

【追記】リリース発表後のその後

11月20日の株価は17日終値の292円に対して▲17円下落して275円で引けたが、21,22日は反発。

22日は303円で引けている。

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大手証券会社や銀行で口座を開設しても、手数料が高かったり、商品の品揃えが少なかったりと使い勝手が悪いこと多いです。

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ネット証券の解説に興味があれば、以下のリックから色々検索してみてご自身にあった証券を選んでみてはじめてみてください。

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そちらの方がPRしているっぽい感じになるかなと思い。

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iDeCoについて詳しく知りたい

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富士通総研さんのインタビュー「デジタル×金融で銀行はどう生まれ変わるのか?」

ちょっと前ですが、富士通総研さんのインタビューも受けています。

銀行が今後どうなるのか、フィンテックがどうなるのか、などざっくばらんに。

www.fujitsu.com

The Economist でインタビュー記事が公開されました。

英エコノミストとのインタビューでは、日本の現金嗜好の強さやポイントカードなどの話をしました。

でも、やっぱり中国の決済、FinTech動向の方が個人的には気にはなります。

英語ですが、ご興味があればどうぞ。

www.economist.com

NewsPicksのインタビューを受けました:【未来予測】半導体でも「アマゾン」が制する、これだけの必然

ちょっと前になりますが、NewsPicksの特集でインタビューに応じてます。

有料記事ですが、ご興味があれば。

newspicks.com

川崎フロンターレが鹿島を倒して2017年リーグ優勝できるシナリオとは

2017年9月30日のJ1の第28節、川崎フロンターレ対セレッソ大阪戦。森谷選手のスーパーミドルシュートも含め、5-1という勝利とともに、勝ち点で先行する鹿島が鳥栖に敗れ、また勝ち点で並んでいた柏が甲府に敗れたために単独2位、鹿島との勝ち点の差を5点までに縮めました。どういう条件がそろえば川崎Fは鹿島を上回って、優勝することができるのか考えてみました。

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勝ち点5をいかに埋めるのか

勝ち点は、勝利すれば3点、引き分ければ1点、敗れれば0点です。

残り6試合を通じて、鹿島との間の5点差を埋める必要があります。

  • 川崎Fが勝ち、鹿島が負ければ、勝ち点の差は3縮まります。
  • 川崎Fが勝ち、鹿島が引き分ければ、勝ち点の差は2縮まります。
  • 川崎Fが引き分け、鹿島が敗れれば、勝ち点の差は1縮まります。
  • 川崎Fと鹿島の結果が同じ場合には、勝ち点の差は変わりません。

勝ち点5の差を詰める組み合わせは、以下の通りです。ちなみに、勝ち点の差を埋める順番を問いません。

また、川崎Fが対鹿島に対してマイナスになるシチュエーションは心持ちとしてもまたシミュレーションが複雑になるので、ここでは考慮していません(実際には十分にありうるシナリオ群ですが)

  1. (3、2、0、0、0、0)
  2. (3、1、1、0、0、0)
  3. (2、2、1、0、0、0)
  4. (2、1、1、1、0、0)
  5. (1、1、1、1、1、0)

1番目のケースは、「川崎Fが勝ち、鹿島が負ける」という組み合わせが1回、「川崎Fが勝ち、鹿島が引き分ける」という組み合わせが1回で、それ以外の4試合の結果が川崎Fと鹿島が同じというものです(もちろんこの試合結果が同じという中には、それぞれが勝利をする、引き分ける、敗れるというのを含みます)。

2番目のケースは、「川崎Fが勝ち、鹿島が負ける」という組み合わせが1回、「川崎Fが引き分け、鹿島が負ける」という組み合わせが2回で、それ以外の3試合の結果が川崎と鹿島が同じ。

3番目のケースは、「川崎Fが勝ち、鹿島が引き分ける」という組み合わせが2回、「川崎Fが引き分け、鹿島が負ける」という組み合わせが1回で、それ以外の3試合の結果が鹿島と同じ。

4番目のケースは、「川崎Fが勝ち、鹿島が引き分ける」という組み合わせが1回、「川崎Fが引き分け、鹿島が負ける」という組み合わせが3回で、それ以外の2試合の結果が鹿島と同じ。

5番目のケースは、「川崎Fが引き分け、鹿島が負ける」という組み合わせが5回で、それ以外の1試合の結果が鹿島と同じ。

こうしてみると、鹿島の強さを考えて、現実的に狙えそうな組み合わせとしては、1もしくは2くらいかなと。

残り6試合で鹿島が最低でも川崎Fに対して2回負け越してくれると…どうなんでしょうか。

1のケースで見た時のそれぞれの結果が同じというのも、鹿島はそんなに負けないでしょうから、勝つか、最低でも引き分けるというところでしょう。

【2017年10月22日・追記】

川崎Fは10月14日の対ベガルタ仙台戦に3-2で勝利。一方、鹿島アントラーズも対2-0で勝利し、お互いの勝ち点差は縮まりませんでした。

ところが、10月21日の試合では、川崎Fが対広島戦でアウェーで0-3で下したのですが、鹿島アントラーズが対マリノス戦でアウェーで2-3と敗れたため、勝ち点差が2点差へと縮まりました。

上記のシナリオでいけば、ケース1及び2で進んでおり、

  1. (2、0、0、0)
  2. (1、1、0、0)

のいずれかの組み合わせで川崎Fの優勝が決まります。

つまり、3試合のうち一つで、川崎Fが勝ち、鹿島が負け、また残り3試合で同じ結果か、川崎Fが2試合引き分け、鹿島が2試合負け、残り2試合同じ結果であれば、川崎Fの優勝が決まります。

まあ、現実的には、鹿島が2試合負けるというケースは考えにくいので、川崎Fと2試合は同結果で、1試合で転んでくれればというところでしょうか。

川崎Fは勝ち続け、鹿島の対戦相手にどこかで踏ん張って勝ってもらえれば、というやや他力本願がありますが、そういうことです。

【2017年12月5日・追記】

  • 10月22日以降は、川崎Fの戦績は以下の通りです。
  • 10月29日の柏戦は引き分け△(鹿島は勝ち)
  • 11月18日のガンバ戦は勝ち〇(鹿島は勝ち)
  • 11月29日の浦和戦は勝ち〇(鹿島は引き分け)
  • 12月2日の大宮戦は勝ち〇(鹿島は引き分け)

結局、最後の4試合は以下の様になりました。

(-2、0、2、2)

柏戦の後は非常に苦しくなりましたが、巻き返しました。

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なぜ同じ勝ち点で良しとしているのか

勝ち点に並ぶことを考えるだけでいいのか、というツッコミに対しては、28節を終えての現在の得失点差が川崎Fが+28で、鹿島が+19なので、まあ、残り6試合でこれは埋まらないという前提ではあります。

もしかして鹿島の大量得点で埋まってしまったら、それは前提が崩れることになります。

柏や横浜Fマリノスはどうした

柏の川崎Fとの得失点差が3、横浜Fマリノスとの差が5なので、川崎Fの試合展開次第でまくられる可能性は十分あります。

したがって、ケース4や5では、話にならないわけではあります。

ただ、2017年元旦の天皇杯の屈辱を取り戻すためには、何としても鹿島をどうするのか、どうしたいのかというのが川崎Fサポの共通の思いですので、今回は柏と横浜Fマリノスの動きは対象外としました(すみません)。

鹿島の残りの対戦相手はどこだ

以下の通りです。強豪や上位争いに残っているチームも多く、鹿島といえどもその試合結果には波乱が伴う可能性は十分に残っています。

  • 29節:広島(ホーム)=>鹿島勝ち〇
  • 30節:横浜Fマリノス(アウェー)=>鹿島負けX
  • 31節:札幌(アウェー)=>鹿島勝ち〇
  • 32節:浦和(ホーム)=>鹿島勝ち〇
  • 33節:柏(ホーム)=>鹿島引き分け△
  • 34節:磐田(アウェー)=>鹿島引き分け△

鹿島は常勝軍団とよく言われますが、浦和、柏、磐田と力あるチームが残っているので、全部勝ち切れるかはやってみないとわかりません。

実は、札幌もホームでは強かったりするので、ジェイに一発かましてほしいところです。

まとめにかえて

いかがでしたでしょうか。まだまだ鹿島を乗り越えていける可能性は十分残されています。また、川崎Fは天皇杯とルヴァンカップを残していますので、緊張感は当分続きます。勝手に頑張りたいと思います。

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